教養を身につけたいさくらいのブログ

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社会人4年目。転職、ベンチャー企業、教育業界、youtube配信、プログラミング初心者。漫画と映画が好き。コンサルタントの「フレームワーク」を人生に当てはめて向上させることができるのかを実験するブログです。

『エリートリーダーは経営学を使って会社を動かす!経営幹部養成学校』を呼んでエリートリーダーを目指す

私がこの本を手に取ったのは、ベンチャーの社員として、会社の売り上げに貢献したいということからだった。

 

最初に言うと、経営幹部を目指す人、リーダーを目指す人だけでなく、最近リーダーになった人、会社の意思決定の近くにいるベンチャーの人、会社を起こした人には読んでほしい本だ。

 

経営幹部、リーダーになるための手順は

経営学の古典を読むこと→実践すること

という手順だという。

 

それではこの本のを紹介していく。

 

本について

この本は株式会社イナクトの高山氏によって2015年に初版された本だ。

高山氏は慶応義塾大学MBAを取得し株式会社イナクトを立ち上げている。

株式会社イナクトは、主な経営幹部スクールの企画・運営・指導を実施している。

 

 

経営幹部養成学校―――エリートリーダーは経営学を使って会社を動かす

経営幹部養成学校―――エリートリーダーは経営学を使って会社を動かす

 

 この本は、経営学を知識だけではなく、実践として使うためにはということを事例など含めて述べている。

 

そして、経営幹部やリーダー人材になるために必要な力として説く。

 

身につける方法は2つ。

1.古典と言われる名著の精読を通じて経営学の基本を徹底的に学び、戦略を策定する。

2.策定した戦略を本当の事業として実践する

 

この2つは会社を動かす力にもなり、

1.戦略策定力

2.戦略実行力

として定義される。

 

この2つを鍛える方法が本書に書かれている。

 

目次
1経営の全体像を頭にインプットする
2経営学で会社を動かすとは、どういうことか
3学び続けるリーダー、学び続ける組織をつくる
4あなたも会社もある、必ず変われる

 

戦略策定のためには

経営学の古典と言われる名著をガツガツ読んでものにしろ!!』

というのが、まずは前提にくる。

その本は6種類あり、素人の私も聞いたことがあるものばかりだ、最後に紹介する。

 

経営学といえば、フレームワークがたくさんあるイメージはないだろうか?

3CやSWOTなど、知っているけど実際には使いこなせない。

ポーターやドラッカーなど名前は聞いたことがあるだろう。

 

本書は図が多く用いられており、

まずは経営の全体図を知らなければ、つまり、今何を学んでいるのかを知らなければ経営学の学習や実践には到達しないという。

 

個人的にはこの本の中で一番重要な部分がここだ。

 

構造的には、

戦略策定→戦略実行という流れがあり、

その戦略策定が経営資源や外部環境とあっているか?

というものになっている。

 

戦略策定とは?

ミッションの決定、全社戦略、事業戦略の3つに分けられる。

これはコンテクスト系、つまり文脈や背景など自社で共通認識として持つ部分だ。

ビジョンや行動指針、経営計画など。

 

戦略実行とは?

コンテンツ系といって、数値目標やアクションプランの部分だ。

どうやって現場に戦略を浸透させて実行していくかだ。

 

経営資源とは?

ヒトモノカネ情報だ。

よく言われている、自社の強みなどがこれにあたる。

 

外部環境とは?

市場や競合、法律やグローバル化などがこれにあたる。

 

上記の構造をまず把握しておくことが経営学を学ぶ上で大事だという。

 

ここまでくるとマジか、これ頭でっかちにならね?と思う。理論をこねくり回して実践できるのかと。

しかし、私が思うに、凡人はこれをやるべきなんだろうと思う。凡人でもチャレンジしたい人間は足掻くしかないだろう。

 

戦略実行のためには

会社を動かすにはHOWではなく、WHATとWHYが必要だという。

つまり、どうやるかではなく、何をなぜやるのかを明確にすることだ。

 

かなり飛躍するが、実行するために洗い出しておく項目を引用しておく。

目次案の構成
①経営状況、全般の3C
・過去5年の業績推移と過去の戦略のレビュー
売上高、コスト、営業利益、シェア
・全般の顧客、競合、自社の状況
需要の推移、ニーズの変化、買い手の顔ぶれの変化
競合の戦略変化、競合の顔ぶれ変化
・その他の外部環境
法規制、技術革新、カントリーリスク、為替、景気動向
・宇宙目線、飛行機目線、鳥目線の業界セグメント

→戦略がそもそもあったか?実行されたか?
業績に反映されたか?

②問題意識とテーマ、テーマ選定の背景
・何が最重要問題か、なぜこのテーマか
→業務そのものはテーマではない、テーマは定量的に、時間軸を明確に、
・いつまでに、どうしたいか
③2回目の3C
・鳥目線の業界セグメントの対象確定
・業界セグメントからVOCの調査対象をリスト化
・VOCの定量分析、定性分析
→個客の人脈マップをつくっておく、使用者、検討者、決裁者
再訪問は相手に役立つ話を
・VOC重要項目を念頭に置き、自社と他社のSTP+4P、バリューチェーンを比較分析
ベンチマーク、理論研究
・業界内、業界外の1流のやりかたを研究
・テーマに関連する経営学理論の研究
⑤仮説、戦略モデル
・新STP+4P、新バリューチェーン、あるいは、新しい概念モデル
⑥実践
⑦経営上の成果
⑧今後のスケジュール

 

読むべき6つの本

最後に、本書で紹介された6つの本を紹介する。

この6つの本についての解説も本書ではされており、6つの本を呼んで理解できなかった時に、本書を読むのがいいだろう。

 

1.マーケティング 恩蔵直人

 

マーケティング (日経文庫)

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2.競争優位の戦略 マイケルポーター

 

競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるか

競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるか

 
 
3.マイケルポーターの競争戦略 ジョンマグレッタ

 

〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

 
 
4.ビジョナリーカンパニー2

 

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 

 

5.ビジョナリーカンパニー4

 

ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

 

6.企業戦略論上 ジェイバーニー

 

企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続

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